2015年5月7日木曜日

春はウキウキ☆…だけじゃなくなっちまったなあ(*´ω`*)



ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし・・・鴨長明

人生畢竟一口気 奇正相生在呼吸裡 
好像潮水的不断 摸不到刹那之波濤・・・鄒剣鳴


...
春っていうのは何だかもの悲しい季節でもあるね(´・ω・`)
桜もすぐ散っちゃうし、過ぎ去ってゆく、変化してゆく、通り過ぎてゆく・・・
命が漲る、息づいて進んでゆくということは、停滞しないということでもある。
それがただただ楽しい、という気持ちで過ごせなくなったのはいつからだろう・・・



散らぬ桜のあるものぞ
風に舞い飛ぶ花吹雪
瓣は折敷きいちめんの
綾の褥となりにけり
散りて実りのもととなし
枝葉茂りて蔭をなす
錦織りたる装いも
ひとえ無骨の幹故に
花を花とし枝を枝とし
憎み愛づるは人の常
枝葉幹根に至るまで
一ついのちと見極めん  
                       松凬山居識

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