2016年3月10日木曜日

菜食生活、慣れるとラクだ(*'ω'*)

去年の日記から

菜食、というかマクロビをやめたという人のブログが話題になっているらしいので読んでみた。

そのひとの主張では「完全菜食の人ですごく健康そうな人に会ったことがない」という素朴な疑問から始まって、「植物食の人は吸収するとき必ず糖質に変換されて吸収されるので、どうしても糖質過多になってしまう。」という理論のところと、マクロビでいう無双原理、いわゆる陰陽の法則では食物のすべての分類は割り切れないのでは・・・という素直な視線があって、なるほど、と思わせる説得力もあるし、そういう風に思っている人は少なくないだろう、とおもった。


何よりいいのはこの人は個人的に、長年マクロビの実践をしてきた中で、「なんかおかしい」という違和感を大事に持ち続けながら、自分なりの模索を繰り返していた点だと思う。そうでなければこういった説得力のある主張は書けないと思う。
...
しかしと言ってはなんだけれど、僕は完全菜食をはじめて3年以上になるが、この人の主張するような不健康な感じが全くない。肌がカサカサしたり、抵抗力が落ちたり、怒りっぽくなったり・・・と、よく見る菜食原理主義者のイメージとはかけ離れた体格、体力を維持している、というか以前より燃費が良くなり、体の切れは増し、まったく調子がいい。

仕事の体術教師として、多い時は一日8時間の運動をこなし、多くの人と交流しながら、別段以前より怒りっぽくなったり、悲嘆したりということもなく、むしろ淡々として爽快、あくまでも主観だけれど、以前より落ち着いたような気がする。まあ、歳を取ったというのも大いに関係しているだろうけれど。

そこで思うことー
上述の記事が人の目に触れたとき、「なんだ、やっぱり極端はダメだよな、中道中道・・・」という短絡的な反応が多かったような気がする。

それはあくまで何の体験も経ないただの直観、それも無責任なつぶやきの場合が多いわけで、そのブログを書いた人や僕のように、自分の身体を以て導き出した結論が語られたわけではない。(もちろんそうでないものもあるけれど)

それでも日本人は「和を以て貴しとなす」国ぶりが良くも悪くも身に染みているわけで、なんというか「中道」とかいうふわふわもふもふしたコトバが大好き!なので、まあ、早い話安心したい大多数の人は、物分かりの良い、まとまりの良い、落ちの着く着地点、この場合は「完全菜食」なる異端に対しての拒否反応というものに根拠を提供しただけになっているような印象がある。



残念ながらそんなに物わかりが良い方でない僕は、人から見れば極端な生き方をしているのかもしれない・・・でも、自分的にはなるようにして自然になっているわけで(内功修練の結果、菜食を余儀なくされている)信じるところを只行っているというだけなので、まあやっぱり珍獣ってことなんですよね・・・(´・ω・`)ず~ん!

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