2016年3月14日月曜日

浮御堂

今日は八ヶ岳も見えないくらいの一面の銀世界ふたたび。

移ろいゆく季節のなか、たくさんのさようならの後に、新しいこんにちはが始まります。

皆様、素晴らしい時を有難う!どうかお元気で!これからも宜しくお願いいたします。



足跡も 雪に埋もれし 早春譜                まつ凬


こんな雪の降る寒い日に折角出てきてくれた仲間への、感謝の意味を込めて、今日の錬誠館稽古会では、あるとても大切な術理を提示してみました。

すると、今まで真面目に、先入観なく僕の言っていることを理解していくことに努めたら、きっと完全ではないけれど出来るだろう・・・と思っていた予想が見事当たったので、嬉しくなりました。

入門してまだ4年くらいの母子。なんとこの難しい体捌きを結構なところまでトレースするではないですか!僕的には相当凄いことだと思いました。...

・・・やはり楽しく学ぶことにしかるものはない、ということが判ってまいりましたよ(*'▽')



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近江八景の一つの「堅田の落雁」で知られる堅田は、若き日の一休宗純が修禅をした祥瑞寺のほか、満月寺浮御堂という、桟橋で琵琶湖から接岸された堂宇があります。

遥か湖東の山々をバックにして、明るい鏡のような湖面に、まるで重さを知らぬかのような風情で浮き立つシルエットはまさに「浮御堂」の名の通り、そよとでも風が吹けば、たちまち湖面を滑り沖まで行ってしまいそうな浮遊感を醸し出しています。

吾妻流独特の技術「浮御堂」もまた、そよと吹けばそよと、時化の時には激しいなりに、軽く添えた腕で相手の勢いに乗り、動きのまにまに技を施すと聞いています。

こういった体重の引き出し方と、同様の形は、ほかの流派でも見たことはあるのですが、実用するには中々に難しい問題が山積するというのもまた事実。

僕も八卦掌を長年練習して奇正を相生させる中で、理の当然として身に付いただけですし、基本的術理は押さえていますが、万能の手として磨いているわけではないので、大きなことは言えないのが歯痒いところ。

ただ、玄人ごのみ?の、なかなか面白い身体使いだと思うのでアップしてみます。同道の諸兄の参考になればうれしいです。

そして「二重崩」による「波多返」。前者は術理。後者は技法名。個人的には太極拳で言うところのレツに、力の方向は似ていると思います。
家に伝わった数少ない技の一つ。それでも師父や村上師匠、順心斎先生に学ばなかったら、ただのモノ真似で終わってしまうところでした。何とか復元して来れたのも師匠方との奇縁のお蔭以外の何でもありません。

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