2016年3月31日木曜日

耀光の守り

所要がありまして、北杜市方面へチョイ旅。

柳生新陰流の三好先生からも伺っていて、以前から参拝をしたかった横手と竹生の両駒ケ岳神社へ。

この両社は、われら吾妻伊与久党の守り本尊、摩利支天さんが鎮座まします霊峰、甲斐駒ケ岳の行場を守る知る人ぞ知る霊場です。
どちらも車で20分ほどの近場なので、用を済ませてからでもまだ十分時間があり、さっそく尾白渓谷沿いの竹生口の御宮から伺いました。...

一歩、境内に足を踏み入れれば、身体の芯から喜びに打ちふるえている自分が・・・!
一帯は摩利支天さんの石塔をはじめとする山岳信仰のパンテオン!
私も若き修行のころから20年,躰術一筋でやってきましたが、時節が巡って、またようやく山への道が開けてきたのか、との思いを新たにしました。



レインボウ!耀光の神、摩利支天の守護あらんことを!



続いて横手の駒ケ岳神社へ。
こちらは神主さん常住の御宮さま。
やはり鳥居をくぐった瞬間からわなわなと身体が震えだし、思わず目出たい笑いがこみ上げるのを抑えることが出来ませんでした。

久保商店で真澄の一升瓶を買っていったので、宮司さん宅に伺い、献酒の旨を申し上げましたところ、作業の手をとめ大前までご案内下さり、奉納の儀を取り行ってくださいました。

宮司様は神仏習合のこの御宮を代々守る家のお生まれで、幼少のころから毎年何度も甲斐駒ケ岳に登られ、先達を務められているのだとか。逞しく気骨のある面立ちは、いかにも野の人然とされていて好感が持てます。

宮司さんとは初対面でしたが、駒ケ岳だけになぜかウマがあってしまい(笑)少しお邪魔するだけのはずが、気が付けば結構長居をさせていただいちゃいました。

      尾白川渓谷のつり橋にて


私と私の一族と摩利支天さんの縁をお話すると、元の御宮で祭られていた摩利支天さんの御像をご開陳下さり、それがなんと私の描いた尊形とまったく同じ姿形・・・宮司さんも何故か昨日、何かに引かれるように我が家の前を車で通られていたらしく、不思議に思っていたが、こういうことだったのか~と仰られていました。

と、いうわけで、今年の夏は甲斐駒ケ岳の登拝行に同行させていただけることに!・・・まったく神恩如海、神威如岳!六根を清浄に備えて雲の上の摩利支天さんに会いに行ってまいりたいと思っております!! 

   林床にはカタクリも咲いていましたよ!

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